海外ヨシモト冒険記~カンボジア編~

わずか1時間の会議の後、カンボジア赴任を言い渡された男の話

働き方って・・

カンボジア滞在17日目・・・

 

今日昼ごはんを食べている時のことだ・・・

厨房から歌が聞こえてくる・・・・

結構本気の歌声だ・・周りは別にそこには触れない・・・・

 

実はこの体験初めてではなく、結構色んな飲食店で歌を歌う人と遭遇している。

※狭いお店で客が自分しかいない状態でガンガン歌を歌われた時は正直焦った・・

そのくらいのことは意外に日常茶飯事に起こる・・。

 

カンボジア人の働き方について自分の感想を言うと、基本的に働く事が好きな人種であると言えるだろう。

好きと言うか、働く事に対するスイッチのON、OFFという概念はあまり無いように思える・・・。

トゥクトゥクのドライバーも基本的にゴロゴロしているが、

観光客を見つけるとすぐに話しかけてくるし、商売気質は強いと言えるだろう。

 

そういえば、全然別の話だが、自分はドライバーに声をかけられる機会がなぜかめちゃくちゃ多い・・・

ハーフパンツにサンダルでみすぼらしい恰好をしていても声をかけられる・・。

先日、メガネを忘れて歩いていたら声をかけられる頻度が圧倒的に少ない!?

どうやら、声をかけるかどうかの基準の一つにメガネで判別しているのではないかと思う・・・。

この間【トゥクトゥクのおっちゃんの法則】を発見したので、この機会に是非伝えたかった・・・・・・

 

話しを戻そう・・。

基本的にスーパでも、町中の屋台でも、イオン内であれ、私語は当たり前だし、

ちょっと動きが遅い所もあるし、日本のようにかゆい所に手が届くサービスも無いが、

どう伝えればいいのか・・・とにかくみんな嫌そうには働いていない。

うまく伝えられないが、自然に働いていると言う感じである・・・。

 

とにかく方に力が入っていない、あんまり営業スマイルもない、

嫌な時は素直に嫌な顔をする、そんな日本ではありえない働き方だが、

僕はこのスタイルが好きだ。

 

サービス面やシステム等まだまだな所があり、そこは少しづつ修正していかなくてはならない所もあると思うが

この気質は忘れずに残してほしいと思う・・・・。

※すごい丁寧で、堅苦しいお店が増えるのは僕は嫌だなぁ・・・

 

どんどん発展していく中で自分たちが忘れてしまったものがこの国には溢れている。

働き方しかり、人と人との繋がりしかり、家族の在り方しかり・・・・。

日本が支援する、教える事だけではなく、日本の方が学ぶことがいっぱいあるのではないか・・そんな気持ちになった。

 

言葉にすると難しい表現だが・・

お金を稼ぐために働くのではなく、生きていくために働いていきたいと思った・・・。